Rh（D）不適合妊娠とは？母体Rh抗体感作の疑い。分娩後の対応法

Rh（D）不適合妊娠とは？

Rhマイナスのお母さんがRhプラスの赤ちゃんを妊娠することを「Rh式血液型不適合妊娠」と言います。Rh式血液型不適合妊娠で赤ちゃんの血液（赤血球）がお母さんの血液に入ると、お母さんの体の中で赤ちゃんの赤血球を攻撃するたん白質（「抗D抗体」）が作られます。
日本人でRhマイナスの人の割合は約200人に一人くらいで、欧米に比べると非常に少ないです。
私は、父がRhマイナスでした。
20代前半に手術をする機会がありそこで初めて自分がRhマイナスと判明。
献血時に血液型を調べますが、その時にはRhマイナスということまではわからなかったです。

母体Rh抗体感作の疑い

胎児血を攻撃して貧血となる恐れ

胎児貧血の所見

• 胎児水腫
• 胎児心拡大
• 中大脳動脈血流流速上昇
• 胎動減少　など

貧血なのかどうかはハッキリわからないので、妊娠後期はいつも胎動を気にしていた。
息子は、結構ずっと動いてくれてたので心配なかったけど先生にはいつも胎動は気にしててくださいって念を押されていた。

出産後の処置

分娩後、検査で子どもがRhプラスだった場合は出産後72時間以内に「抗D人免疫グロブリン製剤」を注射する。
これによって、2人目の貧血や黄疸などのリスクを減らせるようになる。