しかし、初回の平均世帯視聴率は6.1%、個人視聴率は3.5%と、同枠で4月期放送のなにわ男子・道枝駿佑さん主演『金田一少年の事件簿』の初回に記録した世帯7.8%、個人4.5%から大きく数字を下げ、初回の数字は昨年7月期放送の中川大志さん主演『ボクの殺意が恋をした』が記録した世帯5.8%、個人3.1%に次いでワースト2位となっています。
『新・信長公記』の視聴率はその後も下降を続け、第2話は世帯5.4%・個人3.3%、第3話は世帯4.2%・個人2.3%で、第3話で日曜ドラマ枠のワースト記録を更新し、14日放送の第4話は世帯3.8%・個人2.1%とさらに数字を下げました。
このまま低迷が続けば、全話の平均視聴率もワースト記録更新となり、日刊サイゾーによるとリアルタイム視聴率だけでなく、見逃し配信の再生回数も低迷を続けているそうです。
テレビ誌ライターは見逃し配信の再生回数について、
「一部媒体ではジャニーズ忖度なのか、“TVerでは『オールドルーキー』(TBS系)に次いで2位と好調!”などと喧伝していましたが、それは配信直後の瞬間風速的な順位。TVerの総合ランキングでの推移を見ると、実際はかなり厳しい状況です。配信直後は確かにトップ3内まで上昇しますが、すぐにトップ10以下に急落、20位以下に付けていることのほうが多い。第4話放送前日の13日にはついにトップ30圏外になってました。TVerでは通常、次の話の放送前日は配信終了の“駆け込み需要”で順位が伸びる傾向にあるんですが……。」
と語っています。
『TVer』の総合ランキングを見た限りでは、深夜ドラマの再生回数よりも低いといい、
「ドラマの内容は好評ながら、第3話まで視聴率が世帯6%台だった『石子と羽男』(TBS系)はTVer総合ランキングでほとんど10位以下にならないことを考えれば、『新・信長公記』がいかに配信でも苦戦しているかがうかがえます。Huluでだけ爆発的に見られているというわけでもないですからね」
と指摘しています。